2021照明学会東海支部フォトコンテストの受賞作品のご紹介

 東海支部では昨年設立90周年の記念行事として、高校生の方に照明への興味関心を深めていただきたく、「明かりと暮らし」をテーマとしてフォトコンテストを開催することとしました。

 今年は第3回目として開催し、新型コロナウィルス感染症の影響がありましたが、25件もの応募をいただき、高校生・大学生ならではの視点を思う存分表現された力作が結集したコンテストになりました。ご応募いただいたみなさま、ありがとうございました!

結果発表

厳選な審査の結果受賞されました作品を発表します。
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高校生部門

  作品名 受賞者 コメント 作品
大賞 光の溜まり場 愛知県立
知立高等学校
2年 小澤絢
夜空の暗さとテレビ塔の足元の明かりが対照的になっていて、名古屋の夜を支える光がより美しく映えるように工夫して撮影しました。
準大賞 春の夢 愛知県立
蒲郡東高等学校
3年 手嶋愛
満開の桜ではなく、散り始めて葉桜になりつつある中で撮影しました。電灯の明かりが花びらや葉から透けて見える所が美しく感じられました。
準大賞 自分との闘い 愛知県立
蒲郡東高等学校
3年 壁谷元輝
緊急事態宣言中で、学校にいけない状態の際、家で勉強に取り組んでいる姿で、外出することも難しくいつもの学校生活が戻ることを願いながら、ただ自分のやるべきことをこなしていた姿を撮りました。
準大賞 希望 愛知県立
蒲郡東高等学校
3年 川村春花
あえてモノクロで撮ることによって、いろんなことも感じさせてくれる1枚にすることができました。一部光をあてることで、上手に影を作ることができ、良いアクセントになったと思いました。
入選 光にふれて 愛知県立
蒲郡東高等学校
3年 鈴木加奈
あたたかな光にふれている感じを撮った。顔が見えるように光のあたり具合を調整した。
入選 母の背中 愛知県立
蒲郡東高等学校
2年 牧原芽衣
洗い場を照らす小さな明かりが母の孤独さや、逆に家を支えておりという存在感をかもしだしている。
入選 光の舞台 愛知県立
知立高等学校
2年 甲村 彩音
手滑りが光で反射して存在感が出るようにしました。

大学生部門

  作品名 受賞者 コメント 作品
大賞 彩光 大同大学
4年 加藤大貴
懐かしさを覚える商店街は様々な光で溢れていた。象徴的なネオン軒下の蛍光灯、看板の明かり、車のヘッドライト、それぞれが個性を放ち、街を色鮮やかにしていた。現代の整った照明とは異なる情緒豊かな光であった。
準大賞 たくさんの明かりが見せた景色 名古屋女子大学
短期大学部
2年 木村真依
家で使っている照明、街灯、車のライトなど、たくさんの明かりが合わさることで、素敵な景色が生まれていることに感動し、撮影しました。
入選 家路の親父 名古屋工業大学
大学院
修士1年 柴田雄太
夜遅くまで光り輝くアーケードを背景に歩く男性の背中を撮影しました。その背中からは幸せや疲れなど様々な感情が伝わってきます。この写真を見る人がたくさんの物語を思い浮かべることを期待します。

表彰式

 2021年10月16日(土曜日)に大同大学(オンライン開催)に於いて受賞された方をお招きして表彰式を開催いたしました。


写真上段左は、久米支部長(左)、岡本実行委員長(右)
写真上段右と下段の3名は受賞者の皆様です。

2018年度の受賞作品

2019照明学会東海支部フォトコンテストの受賞作品のご紹介