平成23年度第2回情報処理学会中国支部講習会のご案内
Ruby/Railsを使用したWebアプリケーションの開発

日時: 平成23年12月13日(火) 10:00〜16:00
場所: 広島市立大学 情報処理センター5階 情報処理実習室2
(〒731-3194 広島市安佐南区大塚東3-4-1)
http://www.hiroshima-cu.ac.jp/page/content0002.html
目標: Rubyを利用したWebシステムの開発環境を整えて,簡単なWebシステムの開発が出来るようになること
講師: 中谷剛士氏(バブ日立ビジネス株式会社)
概要:  プログラミング言語Rubyが,日本人のまつもとゆきひろ氏によって1995年に公開されてから,現在では,多くの開発者に支持され,世界各国で利用される言語として認知されています.2011年には,日本工業規格(JIS)JIS 10 3017も策定され,さらに国際標準機構(ISO)においても国際規格として正式に審議されることが決定し,国際標準化にむけた動きも進んでいます.また,ビジネスの場においてもWeb系システム開発を中心に国内外で広く利用されるようになり,近年では,クラウドサービス(PaaS SaaS)など,新たなサポートサービスへの適応,インフラ整備・拡張等の周辺環境も充実し,エンタープライス領域でさらなる市場拡大への期待がより一層高まっています.世界各社の動向を見ても,Javaのクラウド化を進めたセールスフォース・ドットコムとAmazonクラウドは,Javaに続いてRubyのクラウド化を推進しています.セールスフォース・ドットコムはRuby on Railsのクラウドを運営するHerokuを買収.AmazonクラウドのBeanstalkもEngine Yardと共同でRuby on Railsの対応を進めることを明らかにしています.今や,Rubyを初め,オープンソースはソフトウエアビジネスとって欠かす事の出来ない存在になっており,その言語の特長を学習・習得することで,さらなるビジネスチャンスを獲得する為の手段となるでしょう.
 この度の情報処理学会中国支部講習会では,Ruby,Ruby On Railsの特長を学習する為のWebアプリケーション開発の講習会を実習形式で開催致します.技術者,学生をはじめ,関連技術にご興味をお持ちの皆様にご参加いただけます.
内容:  Eclipse等の統合環境で,Ruby言語を用いたプログラミングの経験がおありの方を対象に,Ruby On Railsのフレームワークを使用したWebアプリケーション開発を,解説及び実習形式で技術習得を行なって頂きます.また,Rubyを使用したスマートフォン開発についてもご紹介させて頂きます.
参加費: 無料
定員: 30名
事前申込: 11月30日までに情報処理学会中国支部事務局までEメールでお申し込みください.
(定員となり次第閉め切らせていただきます)
主催: 情報処理学会中国支部
共催: (調整中)
申し込み・
問い合わせ先:
情報処理学会中国支部事務局 長 篤志
Tel:0836-85-9713
e-mail:osaa@yamaguchi-u.ac.jp