四国四県の高校を対象とした照明デザインコンテストを開催いたしました。 今回のテーマは「あかりのおもてなし」で、アイデア審査を通過した3校5チームがプレゼンテーションを行い、照明学会幹事による審査の結果、最優秀賞、アイデア賞、審査員特別賞を決定しました。

　最優秀賞は、高知の清流「仁淀川」と「心のおもてなし」をモチーフに、澄みきった、ありのままの美しさを蛍の乱舞を取り入れつつ、照明で表現した、高知県立須崎工業高等学校　ユニバーサルデザイン科　3年生の皆さんが受賞しました。

　アイデア賞 は、香川の特産品であるうどんをモチーフに、実際のうどん鉢や学校の廃材である竹を利用することで、材料費を抑えつつオリジナリティのある照明を表現した香川県立多度津高等学校　建築科　3年生の皆さんが受賞しました。

　また、照明学会四国支部および本コンテストにご支援・ご協力いただいた各団体・組織のお名前を表した、審査員特別賞として、「電気学会四国支部賞」は香川県立多度津高等学校　建築科　3年生の皆さん、「日亜化学工業賞」および、「三菱電機住環境システムズ賞」は愛媛県立新居浜工業高等学校　電気科　3年生の皆さんがそれぞれ受賞されました。

　照明学会四国支部では今後もこのような活動を通じて若い世代に照明の世界に興味を持ってもらえるよう、働きかけていきたいと考えています。