照明学会東京支部 技術セミナー −新光源ＥＬ照明の現状の課題・期待と展望−
１月２８日（木）13時30分より1７時00分まで技術セミナーを東京体育館第一会議室にて開催し、６６名の参加があり盛況のうちに終了した。
本技術セミナーでは、「新光源ＥＬ照明の現状の課題・期待と展望」のテーマで開催し、第一部の講演１として、研究開発的な立場で、パナソニック電工株式会社 先行技術開発研究所の菰田 卓哉氏に「有機ＥＬ照明の技術開発動向と今後の展開」、第二部の講演２として、使用者側的立場で、Ｍ＆Ｏデザイン事務所主宰の落合 勉氏に「有機ＥＬ照明とデザイン考」について講演いただいた。
第三部ではパネルディスカッションとして東京支部の山家事業企画委員長と鈴木幹事を進行役として両講師に講演についての質問に答えていただく形で実施した。
菰田氏には有機ＥＬ照明の、物づくり側の最新の状況や課題について、ＬＥＤとの比較を交え、課題の高輝度化や寿命の問題、今後の展望について識見の高い解説をいただいた。
落合氏にはデザイナーの立場から新技術を学ぶ場所の、研究開発、物づくり側との共有の必要性を説かれ、有機ＥＬ照明への取り組み事例の紹介や、有機ＥＬ照明の物性から日本のあかり文化を生かした製品の創出で世界への展開に期待したい旨の解説をいただいた。
パネルディスカッションにおいては、参加者から提出してもらった質問票の内容を網羅して山家委員長、鈴木幹事両名が質問を紹介する形で司会進行を行い、両氏の適切な興味深い回答を得て充実した内容の展開となり、予定時間を超過しそうな状況であった。
今回の技術セミナーを通じて、照明学会関係者の有機ＥＬ照明への関心の高さと、先行している研究開発サイドと市場、利用者への仲介、先導いただく先進デザイナーの役割の重要さを痛感し、学びの場としての学会活動の技術セミナーの意義を再認識した次第である。
菰田 卓哉 氏
落合 勉 氏
パネルディスカッション状況
講演会状況
技術セミナー
『−新光源ＥＬ照明の現状の課題・期待と展望−』
は終了しました。
(以下はご案内の参考資料です)
| 日時： | 2009年1月28日(水)13:30〜16:30 | ||||||||||||||
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| 会場： | 東京体育館 第1会議室 東京都渋谷区千駄ヶ谷1-17-1 JR中央・総武線「千駄ヶ谷駅」下車徒歩1分 都営地下鉄大江戸線「国立競技場駅」下車A4出口 |
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| 参加費： | 会員・通信教育受講者 2,000円 非会員 3,000円 学生 1,000円 ＊通信教育受講者とは、平成19・20年度通信教育受講者を指します。 |
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| 定員： | 100名(事前申し込み、受付先着順、定員に達し次第締め切り) | ||||||||||||||
| プログラム ： |
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| 申込方法 ： | E-mail、FAXまたは郵送にて下記事項をご記入の上、お申し込み下さい。
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| 申込先 ： | (社) 照明学会 東京支部事務局(担当：宮尾慎一［ミヤオ シンイチ］宛) 〒101-0048 東京都千代田区神田司町2-8-4 吹田屋ビル3階 電話：03-5294-0101 FAX：03-5294-0102 E-mail:tokyo_b(at)ieij.or.jp (”(at)”を”@”に変更して下さい．) |
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| 問合先 ： | 同上(申込先) | ||||||||||||||
| 主催： | (社)照明学会 東京支部 http://www.ieij.or.jp/ | ||||||||||||||
| 共催： | (社)照明学会 光環境研究専門部会 |