平成22年度東京支部技術セミナー 〜さらなる省エネを求めて〜
「T&A照明の最近の動き、JISZ9110改訂の解説ならびに照明合理化の指針改定、照明器具の長期使用に関する課題」実施報告

 平成22年10月26日(火) 電力館8F TEPCOホールにおいて、平成22年度東京支部技術セミナーを開催した。当日は小雨にもかかわらず95名の方が参加され、盛況のうちに幕を閉じた。

 今回の技術セミナーは、「JIS Z9110の改訂」、「LED照明」、「省エネ」に関わる5件の講演が行われたこともあり、様々な分野の方々の興味を引いた内容であった。

 講演前半の部は、(社)日本電球工業会 川上 幸二様から「JIS Z9110:2010照明基準総則 改定の解説」、(社)照明学会 照明合理化の指針改定委員会 松島 公嗣様から「照明による地球温暖化対策照明合理化の指針改定の一環として」、(社)照明学会 照明器具の適正交換指針作成委員会 野田 高季様から 「照明器具長期使用に関する課題について(既存施設の省エネ化促進のために)」と題して、照明を利用する上での基本事項や指針などについてお話を頂いた。

 講演後半の部では、MTエコ・プランテック 斎藤 満様から「T&A照明システムの最近の動きと普及のための課題」、(株)日建設計 滝澤 総様から「LED照明の現状と明るさ感設計への取組み」と題して、タスク&アンビエント照明やLEDの利用による省エネとオフィス環境についてお話を頂いた。

全体を通して、旬な話題であると共にこれからの照明を考えていく上で非常に重要な内容であり、大変有意義な場とすることができた。


川上 幸二 氏


松島 公嗣 氏


野田 高季 氏


斎藤 満 氏


滝澤 総 氏


セミナー会場風景

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