東京支部では毎年、照明で話題を集めている施設の見学会を企画開催している。本年の第1回見学会は、平成22年9月に竣工し、平成22年照明普及賞受賞施設の大林組技術研究所 本館テクノステーションの見学を行った。
今回は当支部事業企画委員会の筒井委員のご協力により、照明の設計に携られ、竣工後の経過も注意深く見守られている大林組設計本部 設備設計部課長の水井様をご紹介頂き、見どころや照明手法などの解説とともに見学の後、交流ミーティングにもご参加頂き意義深い話を伺うことが出来た。東京支部が目指している学びの場、交流の場が提供できたと自負している。以下にその実施概要を報告する。
平成24年10月23日 15:20〜17:00 参加者27名
14:45最寄りの清瀬駅に集合し、バスで数組に分かれ大林組技術研究所に向かった。ほぼ定刻の15時20分より大林組技術研究所 本館テクノステーション1階会議室において高橋(文)庶務幹事の進行司会でスタートし、筒井様、石田様のサポートのもと、本施設の設計に中心的に携られ、竣工後の経過を見守られている設計本部設備設計部 課長の水井様より20分ほど施設概要を解説頂き、昼間のアンビエント照明の電力50%削減を目指した昼光利用の設計手法からタスクアンビエント照明の運用状況まで、課題や解決手法等の解説を頂いた。
見学は昼光利用のトップライトと補助光の蛍光灯を用いた照明手法を中心に解説頂き、タスクライトの運用についてもわかりやすく解説頂いた。あわせて太陽光発電や、自然換気システム、電力使用量の見える化の解説を頂き、見学修了後、16:20より再び、1階の会議室において渡邊副支部長、小山幹事の司会で参加者の質問、疑問に答える形で交流ミーティングを行い、苦労があるほど、示唆に富む話が多いと感じる充実した交流ミーティングであった。
最後に小野支部長が閉会挨拶を行い16:55に終了した。
荒天予報にかかわらず集合からスムーズな移動であったが解散、帰路に着く時間の大雨で、あいにくの天候となったが、欠席者も殆どなく無事に終了できたこと、参加者はじめご協力頂いた大林組の水井様、筒井様、石田様ほか関係の皆様、企画から当日の運営まで尽力頂いた東京支部関係者にも記してお礼を申し上げます。
(高橋文雄庶務幹事 記)
見学前の解説
見学風景(エコモニター エコの見える化)
交流ミーティング
※当施設は平成22年照明普及賞受賞です。下記を参考ご参照ください。
平成22年照明普及賞受賞施設一覧
開催終了しました。以下はご案内の参考資料です。
日時: | 平成24年10月23日(火) 14:45〜17:00 | ||||||||||||||
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内容: | 解説 (株)大林組 水井 啓喜氏 他(予定) <スケジュール>
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集合場所: | 西武池袋線清瀬駅(改札を出て正面の駅事務室前付近) ※清瀬駅構内図:http://www.seibu-group.co.jp/railways/railway/ekimap/kiyose/index.html |
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定員 : | 30名 | ||||||||||||||
参加費: | 会員(H23・24年度通信教育受講者含む)・学生 無料 / 一般 1,000円(当日集金いたします) | ||||||||||||||
住所: | 東京都清瀬市下清戸4-640 株式会社大林組 技術研究所( http://www.obayashi.co.jp/rd/about_tri ) | ||||||||||||||
申込方法: | 下記申込フォームにご記入の上、FAXまたは,E-mailにてお申し込み下さい。平成24年度東京支部施設見学会 10/23 申込フォーム (MS-word形式) |
(1)E-mail申込の場合は、題目、本文にそれぞれ「10/23 東京支部施設見学会申込」とご明記下さい。
(2)FAXでお申込の場合は、以下フォームに記入のうえ担当宛ご送付下さい。
(3)受付後、受付票をFAXまたはE-mailにて返信します。(※2週間以上返信がない場合は、お問い合わせ下さい。)
申込先:一般社団法人照明学会 東京支部 事務局担当:上野 文子(うえの ふみこ)
〒101-0048 東京都千代田区神田司町 2-8-4吹田屋ビル3階 電話:03-5294-0101/FAX:03-5294-0102
E-mail:tokyo_b(at)ieij.or.jp (”(at)”を”@”に変更して下さい.)