照明学会東京支部では照明を中心とした分野における新たなトピックについて,専門の方にご講演いただく技術セミナーを企画しています。今回は,LED照明の急速な普及を背景としてCIE国際照明委員会でも検討されている、LEDを含めた全ての光源における新たな色再現性の評価指標について、技術セミナーを開催しました。
平成29年3月13日(月) 15:30〜17:00
CSTホール 日本大学理工学部 駿河台キャンパス1号館6F
69名
小山庶務幹事の司会進行で、ご講演をいただく千葉大学名誉教授 矢口博久(やぐち ひろひさ)先生のプロフィール紹介ののち講演は始められました。
ご講演は、CIEにおける演色評価数の歴史や背景などの解説からはじまり、白色LED光源が実用となってからの新しい評価方法を模索、検討されてきた経緯、また今まで使われてきたRaと、新しいRfそれぞれの評価数の違いなどについて詳しい資料とともに解説いただきました。
講演後には参加者からの質疑応答や意見交換があり、支部活動の目的である交流の場、学びの場の提供に相応しい技術セミナーとなりました。
最後に篠田支部長が閉会の挨拶と矢口先生ならびに聴講いただいた参加者みなさまへの謝意を述べ、終了となりました。
おわりに参加いただいた皆様にはアンケートへのご協力により、今後の支部活動と技術セミナー等へ生かすべく貴重な意見もいただき、技術セミナーへのご参加とご協力に感謝いたします。
また講師の矢口先生はじめ諸関係者のご支援とご協力に感謝を申し上げます。
受付
講演(1)
講演(2)
質疑応答
司会 小山庶務幹事
閉会挨拶 篠田支部長
会場全景