照明学会東京支部では照明を中心とした分野における新たなトピックについて,専門の方にご講演いただく技術セミナーを企画しています。今回は,人工知能の研究者である三宅陽一郎氏、建築設計にコンピューテーショナルデザインを導入している角田大輔氏、照明デザイナー澤田隆一氏、照明環境の研究者 東京理科大学教授吉澤望氏を迎え、人工知能、コンピューテーショナルデザイン、照明デザインの最前線の事例紹介を元に、今後の人工知能照明デザインとの関わりや可能性についてご講演いただきました。
2018年11月1日(木) 14:00〜17:30
連合会館 201会議室
51名
はじめにモデレーターの吉澤先生より今回のセミナーの趣旨説明をお話しいただいた。司会進行は木村会計幹事。
ご講演は、三宅様より人工知能のこれまでの歴史や、ゲームの中で実装されている人工知能の種類と役割についてご講演いただき、続いて角田様より、コンピューテーショナルデザインの基本的な概念と、実際の事例をご紹介いただきました。三人目の講師の澤田様より、間接照明を提案した施設事例を中心に照明シミュレーションソフトを活用したお話をいただきました。最後にパネルディスカッションでは、モデレーターの吉澤先生を起点として、人工知能によってヒトが照明デザインすることがなくなるか、人工知能が解決できる問題とはどんな問題かなど、登壇した講師が互いに質問をするなど活発なディスカッションが交わされました。
講演後には参加者からの活発な質疑応答があり、人工知能について様々な視野からの意見交換が行え、支部活動の目的である交流の場、学びの場の提供に相応しい技術セミナーとなりました。
最後に安田支部長が閉会の挨拶と講師の方々ならびに聴講いただいた参加者皆様への謝意を述べ、終了となりました。
おわりに参加いただいた皆様にはアンケートへのご協力により、今後の支部活動と技術セミナー等へ生かすべく貴重な意見もいただき、技術セミナーへのご参加とご協力に感謝いたします。
また講師の三宅様、角田様、澤田様、吉澤先生をはじめ諸関係者のご支援とご協力に感謝を申し上げます。
開会
モデレーターの吉澤先生
講師の三宅様
講師の角田様
講師の澤田様
パネルディスカッション
質疑応答
司会 木村会計幹事
閉会挨拶 安田支部長
閉会