2024年度 東京支部 子ども向け照明教室開催報告(8月開催分)
楽しく学ぶ照明教室 ~光の実験とオブジェ制作~
照明学会東京支部では、子どもたちに照明の魅力を伝え、関心を持ってもらうと同時に、照明によるエネルギー消費や環境への影響を知り、適切な照明の使い方を学んでもらう照明教室を定期的に開催しています。今回、小学校の夏休み期間である2024年8月に、足立区のギャラクシティ(こども未来創造館)において実施しました。小学生・中学生あわせて27名の参加を得て、活気あふれるイベントとなりました。
日時
①2024年8月5日(月) 14:30~16:20
②2024年8月20日(火) 14:30~16:20
場 所
ギャラクシティ(東京都足立区栗原1-3-1)
講 師
(①②)越智信彰氏(東洋大学 准教授)
(①②)田中清隆氏(ライティングデザイナー)
参加者
①16名 ②11名
実施内容
実施内容は、前年度までと同様であり、前半が越智氏による『光の実験と光害について』、後半が田中氏による『光と影を楽しむオブジェ制作』であった。
参加児童へのアンケート結果は以下の通りである。
【学年】小学2年生4%、4年生41%、5年生33%、6年生15%、その他7%
【光の実験と光害について・「話はわかりやすかったですか」】 とてもわかった89%、まあまあわかった11%、どちらでもない0%、あまりわからなかった0%、全然わからなかった0%
【光の実験と光害について・「内容に興味をもちましたか」】 興味をもった70%、少し興味をもった22%、どちらでもない4%、少しつまらなかった4%、つまらなかった0%
【光と影を楽しむオブジェ制作・「制作はどうでしたか」】 とても楽しかった93%、まあまあ楽しかった7%、どちらでもない0%、あまり楽しくなかった0%、全然楽しくなかった0%
【全体・「また参加したいですか」】 参加したい81%、どちらでもない19%、参加したくない4%
アンケート自由記述欄には、次のような記載があった。
【光の実験と光害について】
「東京(日本)はとても明るいことがわかった。「光害」という言葉を初めて知った。」「もっと照明をこまめに消さなければならないと思った。」「家に帰ったら親などに、今日学んだことを伝えたいです。テレビやスマホの光は「RGB」から全て作っているというところが驚いた。」
【光と影を楽しむオブジェ制作】
「光を使ってこんな物が作れるんだと驚きました。」「きれいに見えるよう、穴を多くあけるなど工夫ができ、楽しかったです。」「手が不器用で、ちゃんと作れるか心配でしたが、作ってみるとすごく楽しくて夢中になってしまいました。またやりたいぐらいすごく楽しかったです。」
本イベント開催にあたり、会場の提供を始め、多大なるご協力をいただいたギャラクシティの皆様に心より感謝申し上げます。
過去の開催報告
2023年度東京支部 子ども向け照明教室開催報告「光のワークショップ」
https://ieij.org/shibu/tokyo/info2023/230822seminar-result.html
2022年度東京支部 子ども向け照明教室開催報告「光のワークショップ」
https://ieij.org/shibu/tokyo/info2023/230328seminar-result.html
2021年度東京支部 子ども向け照明教室開催報告「光のワークショップ」
https://ieij.org/shibu/tokyo/info2022/220329seminar-result.html
≪開催の様子≫
8/5(月)
8/20(火)