平成21年 照明学会北陸支部「照明施設見学研修会」の報告

(社)照明学会北陸支部は,去る12月15日(火)に平成21年「照明施設見学研修会」を開催した。当日は雪がちらつく寒さの厳しい日であったが,30名を超える大勢の参加者が集まり,各照明施設を見学,照明設計や設備に関する情報収集を行った。

<見学箇所>

エコハウス:

アトリエ・天工人と金沢工業大学宮下研究室を中心として「構造,冷暖房設備,照明」を総合した環境共生型の社会における新しい建築を生みだすことを目的とした住宅。

いしかわ総合スポーツセンター:

「競技力向上」や「生涯スポーツ社会の実現」を目指し,石川県のスポーツ振興の中核的拠点施設として,全県的大会の開催,科学的トレーニング等を備えたスポーツセンター。

石川四高記念文化交流館:

「石川四高記念館」と「石川近代文学館」によって構成され,兼六園周辺文化の新しい「学びとふれあいの複合文化スペース」として,平成20年4月にリニューアルした。

金沢21世紀美術館:

「まちに開かれた公園のような美術館」をコンセプトとして設計された美術館。このため建物には表と裏のないガラスのアートサークルが採用され,トップライトや光庭など明るさや開放感にも十分に配慮されている。

石川県立美術館:

特別名勝兼六園に隣接する兼六園周辺文化ゾーンの中心に位置し,周辺の施設や緑との調和を図るため高さを15mに抑え,外壁は美濃の土を使った温かみのある白磁の特殊レンガ,銅版葺き寄せ棟造りの屋根を持つ和風建築。

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