講師　デザイナー喜多俊之氏

講義内容 ：

1. タイトル　　『照明とデザイン』
    
2. 発表内容
   　戦後の復興期、同じ敗戦国であるイタリアがいかにブランドイメージを創り上げるのにほんの数人の職人が集まり、またその人達を都市や国を挙げて作り上げたか、また、その結果が今日のファッションやブランド力の差となり、今になってようやく日本もブランド力というものに気付き出したことなど、当時のご自身の思い出を振り返りながらのご紹介。
   また、現地のクリスマスパーティに参加したときの模様やイタリアミラノ個展活動をビデオで紹介し、その中で日本の衰退しつつある伝統文化産業（紙すき）を使った照明器具が　ヨーロッパで大ヒットした事例や大学生の出展作品が非常に好評であったことなど、今日の日本が目指すべき”ものづくり”についての指針があった。
    
3. 参加者の反応
   　喜多先生はデザイン界では大変著名な方であり、シャープの液晶テレビ「アクオス」のデザインもされた方と知り、みな一同に聞き入りました。
    
4. 質疑応答
   　 なし