平成16年度電気関係学会関西支部連合大会が11月28日(日)、29日(月)の両日、同志社大学京田辺キャンパスで開催されました。同大会では、66件のシンポジウム、ならびに378件の一般講演が行われました。
照明関係では、28日午前中に「安全なまちづくりと街路照明」でシンポジウムを開催し、5件の講演に続き、合わせて活発な総合討論が行われました(座長は元摂南大学の野口透先生)。29日午前中には、一般講演が行われ、照明ソフト関係6件(座長は大阪工業大学の佐藤隆二先生)、照明ハード(光源)関係7件(座長は大阪府立大学の寺岡義伸先生)の計13件の発表と活発な質疑応答が行われました。
それぞれの講演テーマと発表者は下表のとおりです。
シンポジウム(S9) 安全なまちづくりと街路照明 |
S9-1 |
安全なまちづくりと街路照明 |
土井正(大阪市大) |
S9-2 |
防犯照明の心理学―犯罪不安からのアプローチ― |
樋村恭一(東京大) |
S9-3 |
街頭犯罪と道路の明るさ |
須谷修治(日本防犯設備協会) |
S9-4 |
高齢者およびロービジョン者を対象にした街路照明の明るさの検討―対向者の確認および雰囲気評価に影響を及ぼす鉛直面照度と視距離の関係― |
岩田三千子(摂南大)
松井俊成(松下電工) |
S9-5 |
防犯照明器具の動向〜あかりで創る街のセキュリティ〜 |
松井俊成(松下電工) |
S9-6 |
総合討論 |
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一般講演(G13) 照明 |
G13-01 |
有彩色文書の読みやすさに関する研究 その6 −等価輝度対比算定におけるab クロマとab 色相角の関係性− |
大島寛之(関西大) |
G13-02 |
視野輝度の周期的変動に伴う輝度差閾値の変動過程の把握に関する研究 |
大垣崇(関西大) |
G13-03 |
昼間の室内光環境に関する研究―昼間の室内光環境に関する実態と意識調査― |
大上巧(関西大) |
G13-04 |
高層建築物における情報発信型ライトアップについて |
林英人(関西電力) |
G13-05 |
反射性と透過性を備えた面間の多重相互反射 |
寺岡義伸(大阪府大) |
G13-06 |
イチゴ栽培における緑色蛍光灯の花芽分化への影響と防蛾効果 |
西村唯史(松下電工) |
G13-07 |
熱流体解析による断熱施工器具の温度分布計算 |
緒方智之(松下電工) |
G13-08 |
高圧ナトリウムランプの入力波形制御における発光特性 |
水嶋敏夫(同志社大学) |
G13-09 |
短残光性を有する蛍光ランプ用Tb付活アルミン酸塩蛍光体 |
吉松良(NECライティング) |
G13-10 |
高出力コンパクト形蛍光ランプの開発 |
岡崎祐輔(松下電器) |
G13-11 |
レフ形電球形蛍光ランプの開発 |
岩瀬幸平(松下電器) |
G13-12 |
調光時の光色変化を低減したセラミックメタルハライドランプの開発 |
武田一男(松下電器) |
G13-13 |
蛍光ランプ電極の仕事関数測定評価 |
明星稔(松下電器) |
パネルディスカッション |
テーマ: |
電気関係の知財戦略と産学連携 |
日時: |
11月28日(日)15:40〜17:40 |
司会: |
松重和美(京都大学) |
パネリスト:
(順不同) |
村上孝三(大阪大学) 扇谷高男(内閣府)
三木弼一(松下電器産業) 澤井敬史(NTTアドバンステクノロジ) |