6月10日(金)13時より17時まで、技術セミナーを開催しました。
会場の電力館TEPCO ホールには、雨天にも関わらず100 名の多数の参加をいただき盛況のうちに終了しました。
今回は、『日本の新しい照明文化を考える 〜LED 照明の魅力と将来展望〜』のテーマで開催し、イルミネーションやライトアップなどの分野で注目される、LEDデジタルカラーライティングの魅力に迫りました。
山家哲雄氏には、都市景観づくりの観点からLED デジタルカラーライティングを見つめ直し、LED 照明とともに歩み始めた日本の新しい照明文化について考える旨のご講演をいただきました。内原智史氏には、LEDデジタルカラーライティングによって実現された事例を含め、多くの照明設計事例のご紹介と、それぞれのプロジェクトに込められた照明デザイナーの考え方やこだわり、照明設計の魅力についてご講演いただきました。大槻清氏には、LEDデジタルカラーライティングの複雑な制御を簡単な操作で実現するためのハードウエア技術についてご講演いただきました。3 名の講師による講演後、宇佐美真弓氏をコーディネーターに迎えパネルディスカッションを行いました。LED器具を用いた実験や、LEDに対する認知度アンケートのご紹介などを交えながら、講師らとともに『LED 照明の魅力と将来展望』について議論していただきました。
参加者からは興味深いお話が聞けたと大変好評でした。
6月15日(水)には、18時より20時まで、技術セミナーの講師らとともに、学生のための特別見学会を開催しました。
会場は、カラーキネティクス・ジャパン株式会社青山ショールームで、LED デジタルカラーライティングに彩られた商業施設が付近に点在する絶好の会場です。30名の参加者があり、会場は満席でした。
『LED デジタルカラーライティングの魅力を探る』のテーマで開催し、島原正稔氏、品川育代氏、竹島加江氏には、LED デジタルカラーライティングに関するハードウエア技術のご説明・使用例のご紹介をいただきました。井出英典氏には、LED
制御用プログラムの基本的な設計手順をご紹介いただきました。このほか、最新のLED 照明器具に触れて操作するなど、体感型の見学会を行いました。 雨天のため、講師らと歩く青山・表参道LED
デジタルカラーライティング散策は中止になりましたが、日常生活では体験できないLED デジタルカラーライティングの基礎技術に触れたことは貴重な体験になりました。 |