第16回照明フォーラムが、去る2005年10月3日(月)文京シビックホール、小ホールにて開催されました。テーマは「“ヒカリとキレイの意外な関係”〜カメラマンとメークアップアーティストによる光へのアプローチ〜」と題し、化粧室の照明のあり方などを取り上げた企画でしたので、女性には特に興味を持っていただきました。

　第一部はフォーラム委員による企画発表で、・事前アンケート結果・施工例紹介・照明基礎知識・メークがしやすい光環境の検証を紹介しました。

　第二部の最初の講演は、ティミー西村氏(エスティーローダー エグゼクティブ メークアップアーティスト)。実際に照明をセットしたブースを使い、メーク実演を通して照明環境とメークとの重要な関係性を披露していただきました。続いて藪田織也氏(サンタ・クローチェ写真家)の講演では、モデルの写真撮影の実演を組み込んで、光の方向との関係や影の生かし方についてお話いただきました。(舞台でのメークおよび写真撮影には、モデル 渋谷真理子さんにご協力いただきました)

　最後に第三部では、講師お二方と委員、会場の方々にも参加いただいてのトークセッションでフリートークの時間を持ち、終了となりました。

　会場として文京シビックホールを使用させていただきましたが、大満足の素晴らしい施設でした。また来場者(164名)にアンケートを実施し、多くの方に「実演がわかりやすくてよかった」と好評な結果でした。照明フォーラム企画委員会では、今後も時代に即したテーマを選んでゆきたいと思います。来年もご期待ください。